わきが手術に隠れた危険性！ [美容・健康]
暑い夏がやってきました。
海や山へ出かける方の多いでしょうね。
こんな時期、わきがや体臭でお悩みの方にはゆううつな季節でもあります。
市販のデオドラント薬でも、汗に対していつまでも効果を保てるものでもありません。
中には永遠にわきがの煩わしさをシャットアウトしようと手術を考えている人もいるかもしれません。
ですが、ちょっと待って下さい。
手術というと、わきがの元のアポクリン腺を丸ごと除去してしまうような割りと簡単なイメージもありますが、問題はそんなに簡単ではありません。
わきの下の汗腺を取ってしまって、さあ、わきの下はニオイがなくなりました！と喜んだのもつかの間・・
体の他の部位のニオイが強くなってしまったという症例が意外と少なくないのです。
この原因を考えてみましょう。
元来、わきがは病気ではなく体質です。
大昔の人間から、体臭は本来人間に必要だから備わっているのです。
ですからその重要な役割を果たす汗腺を体の一部でも取ってしまうと・・・
体の本能作用が作動して、何とか除去される前の汗の量を確保しようとして、体の他の部位の汗腺から汗をさらに沢山出そうとするのです。
ですので、手術をした結果、よけいニオイが強くなってしまったという事例も多々ありますので、手術は慎重に検討なさって下さい。
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